ばかぁ〜！

仕事中に右手の指をザックリやっちゃった方が同僚の方と来院されました。
出血も止まっていないということで、救急外来に受入れを依頼。
救急車も入っていたけれど、救急外来で対応するということ。
当院がまったく初めての方なのでカルテを作成すべく申込書の記入をお願いした。

同僚の方が「（患者本人が）書けないので代理で書いたんですけど…」って言ってきたけれど患者本人が了承していれば代筆も問題ないので「大丈夫ですよ」って答えてカルテを作成。
患者さん本人にカルテを見せて「お名前と生年月日の確認をお願いします」って言ったらその患者さん「○田○男は彼ですよ」って同僚の方を指差した…へ？
「えっと…それでは…（貴方の）お名前は？」って訪ねている自分の姿が絵面的にかなりお間抜け…(^^;

「×山×行です」っていう患者さん本人。
同僚の方は「代理で書いたって言いましたけど…」って…
「いや…ご本人が書けないので代筆をして下さったのかと思ったのですが…ご自身の事を書かれたんですね？」
「あ、彼（患者情報）のことを書かないといけなかったんですか？」
…って、ったりめーだろっ！ばかぁ〜！
「えぇ…診察を受ける方のカルテを用意しないと…これじゃ○田さんが指を縫われちゃいますよ！」
「そっかぁ〜」
…『そっかぁ〜』じゃねーよっ！普通に考えたらわからんかいな…┐(´-｀)┌

でもね、何をどう勘違いしているのかイマイチわからないけど、こーゆー人、多いんですよ。
救急車で運ばれた方の家族の方とかが受付に来た時に、初めての方だとカルテを作る為の申込書を書いて頂くわけだけど「私のことを書けばいいんですか？」っていう方とか、入院患者さんに面会に来て患者さんのお名前を聞いても自分の名前を答えてくれる方とか…
私の常識貴方の非常識、貴方の常識私の非常識とでも言ったらいいのか…私が普通に考えて「あたりまえだろ！」って思う事がみんなにとっての共通事項でない事が実は意外と多い。
と思って懇切丁寧に説明しようとすると「当たり前でしょ、そんなことわかってるわよ、バカにしてんの！？」って怒る方もいるし…
こっちこそ、たまには「そんなの当たり前でしょ、あんた、バカ？」って言っちゃいたいよ！
対人間の仕事って、ホントに難しいよね…ε-(ｰдｰ)ハァ