サラはカルテ探しが上手になった…？

のち

相変わらずポツポツと保健所からの連絡を受けて発熱外来が動いてます。
とりあえず一ヶ月弱やったおかげでいろいろな事が少しはスムーズになった…と思いたいけど、どうかな？

現在は『発熱外来』や『発熱対応窓口』で対応した方はその都度リスト記入をしているのだけれど、最初の数日はあまりに一気に来られたので『発熱対応窓口』で問診しただけで一般外来に振った方々のリスト記入がない…
今回のような事があれば当然のごとく、後になってから「全体で何人ぐらい来たか？」とかってのを知りたくなる訳で…
「リスト記入してない人達はどうしたら見つけられるだろう…？」って発熱外来担当のN先生に相談され…
「どうにも探しようがないですよね…とりあえず電算に頼んで該当する日に内科・呼吸器内科・小児科（発熱外来窓口からはこの中のどこかに振っている）を受診した人を全員リストアップしてもらうしかないですね…後はそれをもとに一件づつカルテを開いて発熱用の問診票が入ってるかどうかで確認するしか…」って答えたら「じゃ、そうしましょう！」って…N先生、やる気満々だっ！
結局、対象者は600人程いたのだけれど…N先生とカルテ室に籠ってカルテチェック！

N先生にカルテ出庫の方法を伝授して、いざ！
スライド式のカルテ棚が動いて通路が出来る前に「ここに突撃〜！って感じですね！」って言いながら突入して行くN先生…もうちょっと待てば、ちゃんと通路が出来ますってば！(^^;
目的のカルテのおおよその位置は棚についたランプが点滅して知らせてくれるけれど、いざその辺りからお目当ての一冊を探すとなると…なんたって数が多いから慣れないと意外と難しい…
カルテ室の方が通りすがりに「あ、これですよ！」なんて取り出してくれたり…
「うわっ！（見つけるの）早っ！どこに目ぇつけてるんですかっ！？」って驚くN先生に「ここですけど…」って自分の目を指差すYさん…それは天然ですかっ！？(^m^)

小児科に罹った方のカルテを探している時のこと…
「うっわぁ〜、かわいいなぁ〜、『レオナちゃん』とか『ふうかちゃん』とか…僕が普段接してる患者さんとは大違いですね〜」ってN先生。
「そうなんですか？先生が普段接してる方々って…？」
「僕のトコは『とめさん』とか『まつさん』とか…」
「（そーゆー意味かい！）あぁ、なるほど…呼吸器ですしね…」
「うん…いいなぁ〜、子供の頃からこんな可愛い名前で…」
「…？」最後のセリフ、なんかヘンじゃね？…言いたい事はわかるけど。(^^;

そんなこんなで無事にチェック完了！
そこそこ大変だったけどN先生が面白かったので良し！
カルテの探し方がだいぶ上手になった気がするけど…これも一種のレベルアップかな？(^^)v