救急の極意

出勤したら既に救急車がいた…
あ〜、これは救急でのデータ入力作業は出来ないなぁ〜、んじゃ、朝はノンビリしてよっ！って思ったんだけどさ…
毎朝の日課で救急用のファイルを届けに行ったら「あ〜、良かった、サラさんだぁ〜」…って、まだ当直担当の時間帯ですが…何か？

「これから救急車来るからカルテ欲しいんだけど…当直の人いないし…」
「あ〜、はいはい、じゃ、行ってきま〜す！」
発熱外来のおかげで何だかカルテ出しも出来るようになってるし…σ(⌒▽⌒;)

カルテ室からカルテを出して救急に戻ったら丁度救急車も到着。
そのまま救急外来に誘導。
当直の看護師Mさんには当然のように「これ、コピーね！」って受診者リスト渡されるし…おぉ、夕べも忙しかったんだね…こりゃ、S先生もほとんど寝れてないな…
いつのまにやら勝手知ったるなんとやら、なもんだからコピー取って「はい、（ファイリング用の）穴もあけておいたよ〜」
…おっかしいなぁ〜、今朝は定時まで働かないでノンビリするはずだったのに！

そんなこんなで11時くらいまではずっとバタバタした感じ。
ようやく落ち着いたところで、昨日の患者さんの件でS先生に話しをしに行ったら…あら、お休み中…
昨日の朝から一日働いて、当直で一晩働いて、そのままほとんど寝ないでちょっと前まで働いて…今日はこの後外勤で19時とか20時頃までお仕事…もう、わずかでも空き時間出来たら寝ておかないと！って感じで。

救急の極意は「わずかでも時間が空けばいつでもどこでも寝れる事！」って聞いた事があるけど、ホントだよね。
…これは、可哀想だからそっとしておこう…医者の当直勤務ってホントに過酷だもんね…ウチの場合、特に内科系の先生は。
もちろんほとんど患者さんが来なくてしっかり眠れる運の良い日もないわけじゃないけど…当直日誌を見る限りじゃ、内科系の先生がそんな夜に当たるのは宝くじに当たるのとたいして変わりがないような…
そしてS先生は内科医で外科医の救急医だから……可哀想に……

でもさ…『極意』だけだったら私も結構『救急体質』かもしれない…d(￣ ￣)　ヾ(^o^;ォィ…