思いついたら書いてみる。 (写真はクリックで大きくなる…のもあるよ!)
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サラ
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× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 ![]() 救急の初療室の端末で救急隊の時系列をチョイチョイと入力していたら通りかかったS先生が呟くように一言「いったかな?」 「いきましたよ、突破! 333…現時点で」って即答。 「ホント!?」 「えぇ、今月30日しかなかったし、祭日もあったのに頑張りましたよね!」 実は救急科には月の救急車の受入台数の目標が有ります。 外来でも月の患者数の目標とかあるのかもしれないけれど、どうなんだろう? 病院といえどもボランティアではないので収益をあげないといけない。 収益がなけりゃ給料も払えないし医薬品も買いそろえられないからね。 まぁ、そう言っちゃうと、病気・怪我の人が来るのを手ぐすねひいて待ち構えてるみたいでアレだけど… そんなわけで、救急科では月の救急車の受入れ台数の目標が有ります。 1ヶ月330台。 日曜・祭日とか月の日数とか関係なく1ヶ月330台。 だいたい1日に10〜11台平均。 だけどコレがなかなか厳しい。 初療室と診察室をめいっぱい使って、ギュウギュウに詰めれば一度に4人まで治療は可能。 他にリカバリー用のベッドが2台あるので、点滴だけの段階になったらそちらに移す事を考えれば6人まではなんとか。 でも基本的には先生は1名か2名、看護師さんも2名ぐらい、事務はいないから看護師さんが事務も兼任しつつ。 なので、普通は一度に入れるのは2〜3名。 一度受入れしちゃうと、かかりつけの人の外来での3分間診療とはワケが違うから、そんなにサクサクとは終わらない。 検査だったり、縫合だったり、入院手配だったりで1名終わるまでに結構時間がかかる。 そもそも救急隊からの要請の電話が全然鳴らない日だってある。 夜間は日中ほど人手がないし、当直に入る先生の専門科によって受入出来ない場合もあるし。 そんなこんなで、毎日コンスタンスに10台って案外難しい。 でも逆に、救急車で来るわりには軽症(軽傷)の人が多かったりしたら、ガンガン受入れ出来るし…1日20台とかって日もあるし。 そんな感じの毎日だけど、今月はなんとか目標達成・突破! (*゚▽゚ノノ゙☆パチパチ 先生も看護師さんもちょっと嬉しそう。 救急車がたくさんを来たのを喜んでるっていうと、ちょっと不謹慎に聞こえるかもしれないけれど、それだけ頑張って受け入れしてるんだよ!ってことで。 …しかし… ウチだけで、それだけってことは、救急隊はいかに大変なのかってことだよね… そのわりには救急隊のみなさんはいつも爽やかな笑顔で挨拶してくれます…偉いな。 PR この記事にコメントする
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