財布

我侭なS先生を突っぱねた例のリスト…「今ないなら、いらない」的な態度ではあったけど…とりあえず出来るだけ用意して、声をかけてみた。
「足らなかった分、全部じゃないけど、あと4ヶ月分くらいは用意できましたけど、もういらないですか？」
「あるの？　あるならちょっと見たい」
…やっぱり欲しいんじゃん！<(￣＾￣)>

夕方、ちょいと用事があって救急に寄った時のこと。
救急車が立て続けに到着して、ちょっと騒然。
それまで静かだったので、空いてる診察室で事務仕事をしていたS先生も現場に行っちゃったらしく、診察室は開きかけのリストの山があるだけでもぬけの殻…は、いいんだけどね…
診察室を出る時に、リストの開いたページを押さえて置くのに先生が重し代わりに置いて行ったと思しき…財布……財布！？
結構分厚い財布が無造作にドン！と置かれていたよ。
うわぁ〜、不用心だな…

わりと人の出入りの多いドアのそばの診察室、ドアも開けっ放しで無人で分厚い財布が放置してあるのが丸見え…これはちょっと、どうよ？
いやぁ〜、それにしたって、厚いな！
しかも見えてる色から察するに中身は札束だね！
さすがお医者さんの財布は違うな…1枚ぐらいもらっちゃってもわからないんじゃ…ゴン！ (._+ )☆＼(-.-メ) ヲイ
危ない、私が誘惑されそうだよ…f(^^;
財布を間に挟んでリストを閉じて、そっとドアを閉めておきました。

「先生、不用心すぎるよ、とりあえずドアは閉めておいたからね」
「だってさ、全然終わらないんだよ、いきなり忙しくなっちゃったし…」
…微妙に会話が噛み合ってないけど、まぁ、いいか…(^^;

それにしたって羨ましい。
同じ分厚い財布でも私の財布が分厚いのは間違いなくレシート類のせいだからねぇ…(´＿｀｡)グスン