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今日は、同じ職場の方々で、地元がまぁまぁご近所の方々との地元お食事会。
年に何度かやるんだけどね。
最近ではだいたいコースが決まってる感じで、集まってご飯食べてから映画という感じ。
映画はその時にやっているものの中で時間が合うやつって具合。
今回は『Les Miserables』でした。

これ、イギリスにいた頃に West End で舞台を観た事があるんだけど、あの時はまだ英語もほとんどわからなかったし、実を言うと話しの筋も良く知らないまま観たんだけど…でも、何かすっごい感動したんだよ。
終わった時もう、涙ボロボロでさ…出て来た時に目が合った地元の人もすごい泣いちゃってて…あぁ『言葉を越えて伝わるものがある』っていうのはこういう事なんだ…って実感したんだよね。
帰国後に本を読んだので今では話しの筋も知っているし、今回は映画なので全編英語でも字幕が出るからちゃんとわかる。

やっぱり何だか感動した!
でも今回は1人じゃないからね…泣かない。
来年の家族旅行は妹計画でイギリス!とか言ってて、無理だよ、行かないよ!って言ってたんだけど、今なら「イギリス、オッケ〜! 行くよ!!」って言っちゃいそうだよ…夜は West End に通うからね!!

しかし、これ、日本語では『あぁ、無情』って訳されているけれど『無情』ってのは…?
確かにね、虐げられた人々とか革命に破れた学生達の事を思えば『無情』ってのもわかるけど、この話しって罪人だったジャン・バルジャンが聖人としての一生を終えるまでのお話…だったと思うんだけど…ってことは主役はやっぱりジャン・バルジャン?
最初は大変な人生だったけど、最後はとってお穏やかに満足して天に召されたんだけど…彼に焦点をあてて考えるなら結構なハッピーエンドではなかろうか?
コゼットだって最後はハッピーになって終わってるし…
ま、いいけど。

あの時代に虐げられていた人々のことを考えれば今の自分の生活は十分すぎるくらいに幸せ…なんだけどね…
でも仕事と給料とを考えると………あぁ、無情………って感じだよな。

さて、次の地元お食事会では何を観ることになるのかな?
 

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