忍者ブログ

思いついたら書いてみる。 (写真はクリックで大きくなる…のもあるよ!)

カレンダー
07 2025/08 09
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31


 
プロフィール
HN:
サラ
性別:
女性
職業:
ヒヨッコ錬金術師
ひとこと:
気まぐれにひとりごと。
毎日続けばそれも良し。
続かなくても別に良し。
お天気情報
最新コメント
[04/30 KINO]
[04/14 KINO]
[02/16 KINO]
[01/17 bass]
[01/14 Jeffreykt]
カウンター
ブログ内検索
バーコード
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

のち


今日も今日とて…
午前中は静かだった救急外来…空調が壊れたので修理に来てもらっていたのだけれど、その間は救急隊からの要請そのものがなくて超静か。
この隙に当直明けだったS先生もちょっとはゆっくり出来たんじゃないかと。
空調の修理もそろそろ終わるって頃に、見ているかのようなタイミングで救急隊からの受入要請が…と思った途端に次から次へと来るわ来るわ、また、あっという間に6台くらい…

ガンガン受入れするのはいいんですけどね…どうして人がお昼に行こうってタイミングでラッシュを迎えてくれちゃうわけっ!?
…って、そんなにイッパイ受入れしちゃって、S先生、午後は外来じゃん、逃げるのか、コラ!って思ったら…掛け持ちしとる…w( ̄o ̄)w おぉ〜!
もっともさすがにずっと掛け持ちは無理だから、予約の患者さんだけ診て、予約外の患者さんは他の先生に振ってたけど。

一気にやってきた救急車のおかげで救急外来前は大混雑してたけれど、場所がそんなに広くないからね、入れられるだけ入れちゃったら暫くは受入れ出来ないからその隙にお昼に行っちゃえ!って思ったら、こっちに出てきたS先生に捕まった!
「CTに来てる患者さん、ザーだから受付して!」
「え?誰さんですか?」
「わかんない、ザーの人!」って言って行っちゃったよ、オイ!
『ザーの人』言われても…そりゃ救急にまわした方がいいよね、そのまま入院だよね、だってザー(SAH:Subarachnoid hemorrhage/くも膜下出血)だもんね!
でも『CTに来てる人』って言われてもいっぱいいるし…とりあえず放射線科に走ったよ…あぁ、私のお昼時間…
受付して救急外来に飛び込んで「S先生、ザーの人受付しました!」って伝えたたところに伸ばされたS先生の手に患者さんのID番号をパス!
…いいかな?これでお昼に行っちゃっても平気かな?

とりあえず30分ほど抜け出してお昼休憩へ。
でも先生方はまだまだ忙しく、ようやくお昼を食べられたのは16時近くになってから。
「まだランチ頼めるかなぁ〜?」
「いや、もう無理じゃないですか? 今日もすごかったですね〜」
「大変だったよ…だいたい今朝だってさぁ…知ってる?」
「いえ、知りません!」
「…ひゃっくりが止まらないって人が4時過ぎに来て…僕、寝たの5時過ぎなんだよ? もう、死んじゃうよ…」
「それは大変でしたね〜、先生、死なないでね♪」って撫でておいたけど…
いや、もう、ホント大変。
来ない時は来ないけれど、来る時には何でああ一斉にあっちこっちから受入れ要請が来るのか、ホントに不思議???
 

拍手

PR
のち


午前中は静かだったのに、またしてもお昼時の人手の少ない時間帯に差しかかった頃からポツポツと救急車の受入が…
「H救急来るよ、交通事故」って連絡を受けてすぐ、サイレン音が聞こえたので迎えに出たら…H救急?じゃないよね、この救急車…ご苦労様です、えっと…?
「T救急です! 交通事故で!」
はい? しかも3名? 聞いてないし!
って、患者さんの手首にトリアージタッグがついてるよ! 何かあったね?

「T救急で交通事故3名来たよ! 連絡もらってないけど!」
「え? それもウチに来たの!?」
どうやら救急科でも連絡を…問い合わせはあったみたいだけど、正式な受入要請は受けていなかった模様。
そうこうしているところに本命のH救急も到着。
「救急隊、ちゃんと連絡してから来てくれないと困るよ! 僕が診るけど…でもH救急が先ね!」ってS先生…おぉ、頼もしい!

トリアージタッグがついているということは、ある程度の人数の怪我人が出るような事故があったって証拠。
どうやら10人以上の怪我人が出た交通事故だったらしく、救急車も10台ぐらい出てたらしい…近隣の救急車総出だな。
センター経由の連絡と救急車からの直接連絡とが若干混乱していた模様。
ま、重傷者じゃなくて待てる状態の患者さんだったからうちで受入出来たけど…
でも、その前に来ていた患者さんと、事故とは関係なく受入れした救急車も到着して、一瞬のうちに救急車6台分の患者さんで大わらわ。
次々と患者さんと救急隊の間をまわって初期問診をしていくS先生…おぉ、普段とは別人のようだ、かっこいいぞ!

トリアージタッグそのものは見た事あるけど、実際につけられた患者さんは始めて見たよ。
トリアージ(triage)はフランス語で、もとはフランス軍が限られた医薬品や医療設備、医療スタッフを有効に使い、使える兵士をさっさと治療して戦場に復帰させるための選別システムだったらしい。
現在では大規模災害時に限られた医薬品、医療施設、搬送手段、医療スタッフを有効に活用するために緊急度・重症度によって選別するシステム、となってます。
なので、傷病者多数の大規模災害(震災とか列車事故とか)の時にはもちろん行いますが、大災害ってほどの規模ではない交通事故などでも複数の救急隊が出動するような場合は各隊での情報共有のためにもトリアージタッグを使用するそうです。
で、今回のが、まさにこの後者のタイプ。

資源を有効に使って一人でも多く救命するために必要な処置ではあるけれど、やはり『選別』だもんな…
『死亡』で黒がつく分にはまだアレだけど、自分や身内に『救命の見込みなし』で黒がついたら素直に受入れられるかなぁ…
「災害の現場では一瞬の判断の遅れや間違いがさらに多くの人命を失う事に繋がるから…」ってS先生も言ってたけど、選別する側もシンドイよな…
今回は怪我人は多くても重傷者はいなかったから良かったけれど、秋葉原の事件の時にはトリアージが間違ってたんじゃないかってのも結構言われてたからね…
トリアージタッグがあってもトリアージ出来る人間がいないとね。
とは言っても、ぶっちゃけ、もともとが野戦病院などで誰を見捨てるか、の選別をするためのもの、ってのが最初の発想だからね…平時の救急医療に持ち込んでうまくいくものなのか?
難しい問題だよね。
 

 

拍手



今朝は救急外来、静かじゃん♪
ドカドカ救急車が来る事もなく、外来からの患者さんが救急になったり、夜間に救急で傷を縫った患者さんが消毒に来たり、って感じでポツポツと。

そんな中でS先生、こちらを見て「今月も行くかな?」ってポッツリ。
「いや…厳しいですね…昨日までで80台ぐらいですから」って瞬時に何の疑問も持たずに答えたけど…
「そう? 行くんじゃない?」
「だって今日10日でしょ? 今日10台としても90台の3x9,27で単純計算したら270台ですからね…30日までしかないし、休み多いし…」
…(ヘ;_ _)ヘ ガクッ…
会話が成立してたってことは、救急車の台数の話しをふってきてたって事でOKだったんだな。

そんな話しをしたもんだから頑張っちゃったのか、その直後から一気に救急車ラッシュ!
来たよ、ドカドカと!
先日みたいにミッチリ並ぶことはなかったけれど、1台出たらまた1台来る、みたいな…
S救急さんとA救急さんなんかは「あれ?また来たの? さっき帰ったばっかりじゃん!」ぐらいの勢いで来るし!(^^;

13時に「××救急来たよ〜」って知らせに行ったらS先生が出てきてビックリ!
「あれ?先生、なにやってるの、まだいたんですか? 大丈夫?」
「全然大丈夫じゃないよ…」
「ですよね、もう1時ですよ?」
「うん、もう遅刻だよ…」
「いやぁ、お昼近いってのにバカバカ受入れしてて大丈夫なのかと思ったんだけど…」
「最後の2台は僕が受けちゃったから、ちゃんと診て行かないとさ…」
実はS先生、金曜の午後は他の病院に行ってるのだけれど…そっち遅刻だね…

「今日、もう結構取ったからいけるかな?」
「そうですね…この調子でいければ…」
うん、でも、この勢いで行けば、なんとか…大台に乗せたいよね。
毎日集計して、いつ台数聞かれても答えられるようにして、励まさないといけないかな?(^^
 

拍手



救急科の会計内容の確認のためにカルテを見るのだけれど、腹痛(下痢・嘔吐含む)の人ってのがかなり多い。
一口に腹痛と言っても「いやぁ〜、食べすぎでお腹痛い感じ」ってのから口も聞けない動けないってぐらいの激痛までいろいろあります。
よくあるとこでは胃腸炎や虫垂炎(盲腸)や食中毒(食あたり)や生理痛。
もちろん神経性胃炎なんてのもわりと多い。
ちょっと重症だと胃潰瘍とか十二指腸潰瘍とか急性膵炎、急性胆嚢炎、急性肝炎、腎盂腎炎などなど。

ここしばらくの暑い時期には胃腸炎なんかも多いけど、生物を食べたご本人が胃腸炎だと思って来院したものの調べてみたらアニサキスの虫体が出ました!なんてのもあったり…
まぁ、うちのパパ上も「なんか、しばらくお腹も痛くって…」って言ってたのが胆嚢全摘するハメになったり…

さらに「お腹が痛い」と言った場合、意外と部位が広くって…だいたい心窩部から下腹部までひっくるめて『お腹』って言っちゃうからね。
ってことで「お腹が痛い」って来院したものの検査したら尿路結石だったとか精索捻転症だったとか、微妙に『お腹』じゃないじゃん!って疾患も多い。
なので、腹痛で救急に来た患者さんは決して甘く見てはいけない…思わぬ落とし穴が潜んでいることがあるからね。

発熱と腹痛は救急受診のトップにあげてもいいぐらいに多い症状だけど油断は禁物。
時間とともに症状が変わることも多いので、出来ればしばらく帰らせないで経過観察するのが一番です。
今日も救急でS先生が研修の先生に「発熱と腹痛で受診した患者さんを帰らせていい場合はどんな場合?」って質問してましたけど…
『腹痛』ってのが当てはまる、山のような病名の中から診断をつけていくお医者さんてのはやっぱり凄いんだね〜

と、まぁ、それはともかく…
実はカルテを見ていてちょいちょい思ったことがあります。
「吐き気や腹痛があったのだけれど、ちょっと治まったので食事をした」結果、症状が酷くなって受診している方が多いんですけど、そういう方達の食事内容が…ハンバーガーとかポテトとかラーメンとかってのが大変多いんですけど…
それって、みんなちょっとチャレンジャー過ぎないかい?
そーゆー時にはお粥とかおじやとかうどんとか、もっとこう…お腹に優しい物を食べてみようよ!…って思ってみたりなんかして。

「アニサキス出た人がいたんだよ!」「うわぁ〜、怖いよね〜」って話しをしながら刺し身を食べる我々もチャレンジャーと言えなくもない…かな…(^^;
 

拍手



まぁ、何だか相変わらずアレな状態ですが、仕事をサボるわけにもいかないし。
シフトに穴空くからね。
穴空いたら結局文句とか嫌味とか苦情とかになって自分のトコに戻って来るからね。
それなら惰性でもいいから働きに行っとこう。

何だか救急が大繁盛でした。
一時は救急車が5台並びかけ…ちょうど1台出たところに入れ違いに入ってきたので結局4台しか並ばなかったけど。
お見舞いに来た人がわざわざ受付まで来たよ「救急車がイッパイいますけど、何かあったんですか!?」って。(^^;
いや別に…だって二次救急だし…「たまたま重なっちゃっただけですよ」
「そうなんですか? 珍しいですね…」
…いや、全然…わりと良くあることですよ…

ただ今日は最初の1台がお馴染みのとこではなかったものだから、停車位置がイマイチだったようで、その後の救急車が上手く入れなくてミッチリ並んじゃったみたいだけど…土曜で人手も少なくて、私も救急にあんまり携わらないポジションにいたしね。
普段なら交通整理して、入って来る救急車を上手く誘導するんだけど…
でもミッチリ並んじゃったおかげで、却って壮観!
S先生に教えてあげたい…けど、それだけ並んでるってことは救急が忙しいわけで…
でも今週はいろいろアレなので、今さら文句を言われる事が1つや2つ増えたってどうでもいいし!
いや、でもS先生ならたぶん…
「今、外から見たら壮観ですよ〜、救急車がミッチリ並んでて…記念撮影したいぐらいな感じですよ!」
「ほんと!? ちょっと、M君(看護師さん)写真撮ってきてよ!」
「え〜、無理だよ!」
「撮って来て写真!」
「私!?」
「うん、M君、カメラないの?」
「…とりあえず設備課に写真撮ってって連絡しておきますから!」
やっぱり!
文句言われるどころか、スゴイ食いつきだ!(^^;
だいぶS先生のツボがわかってきたな。(^^)v

残念ながら設備課は捕まらなかったし「写真撮りたいからちょっと待って!」ってお願いしに行こうと思ったらちょうど1台出て行っちゃったトコだし…
S先生のトコに戻って「残念、3台になっちゃったし設備課の人捕まらないから、次に並んだ時に…」て言いかけた鼻先にデジカメを突き出されたよ…「撮って来て!」…マジかよ…

さらに1台、帰ろうとしていた顔馴染みの隊長に「救急はイッパイ救急車受入れしてて暇じゃないんだぜ!って証拠写真撮りたいんで、ちょっと待って!」ってお願いして撮影開始。
場所的な問題とかあって、全体を上手く収めるのはなかなか難しい…
それでも何とかかんとか写真に収め…デジカメっていいよね、ちゃんと撮れてるかその場で確認出来るし、いらなければ消せるから無駄にイッパイ撮影しておいても平気だし。

おかげさまで救急隊の方にもS先生にも「お〜、いいじゃん!」って言ってもらえるものが撮れました。
よかったよかった。

今度は4台並んだ時に撮れるようにいつでもデジカメ装備しておかないといけないかな?
 

拍手

Designed by 桜花素材サイト